三流脚本家のアサルトリリィあれそれ

どこかの二次創作作家のアサルトリリィについて、たまに諸々書くだけのブログです

レアスキルは各々の『想いの強さ』で覚醒するのではないか

 前回更新が昨年の8月らしく、自分で慄いていました。

 筆者本人の近況は、相変わらずアサルトリリィの自己解釈強めな二次創作をしております。気が向いたら読んでみてください。

 

 久しぶりの更新となる今回は、『レアスキル』というものは、それぞれのリリィが持つ『想いの強さ』で決まっているのではないか、と言う話です。

 最近、Twitterのフォロワーに唆されたのもあり、御台場女学校の船田純と川村楪のカップリング(?)の話を書いている訳ですが、改めてそう感じたりしたわけです。

 

 例えば、船田純のレアスキルは、ご存知、「ルナティックトランサー」ですよね。

 最近アサルトリリィの世界観を追い始めたよ、っていう人のために、このレアスキルを雑に紹介すると、自分のマギを暴走させて、ヒュージと同じくらいのエネルギーを以て戦う、と言う、非常に危険で、独りよがりなスキルです。もっとわかりやすく言うと、闇堕ちするかどうかの境界線にまで力を上昇させることが出来るやつです。もっとかみ砕くと、バーサーカーです。最初からそう言えば一回で済んだな。

 話を戻して、そんな船田純は、その昔、臆病で、双子の姉である初にべったり甘えてるような性格だったそう。しかし、ある理由でガーデンに引き取られることになり、また、その後も孤立を進めていってしまった――そういう人物です。

 

 さて、そんな船田純や、同じく孤立した過去を持つ、白井夢結の持つレアスキルである『ルナティックトランサー』は、大抵の場合、『怒り』や『憎しみ』を根源にしているレアスキルである、と私は考えています。

 これを読んで「あれ?」と思った、私の二次創作を読み慣れている方もいるかしれません。そう、昨年上げた拙作、『Errorlog://XXXXXXXX』や、『それでも歩き続ける君へ』で取り扱った話です。

 上記二作品は、白井夢結を主人公として描いていますが、現在、船田純を主人公にとった話を書いていても、やはりこの持論は揺らぎませんでした。

 今回は、船田純をテーマとしているため、船田純を例に挙げて書いていきますが、船田純の場合は、まず、前述した「ある理由」により、故郷から居場所を失くしてしまいます。江川樟美と違って、ある程度情報が出ていますので、「ある理由」が知りたい方は調べてみてください。

 そして、その時の孤立感や、遣る瀬無さ等、様々な負の感情に加え、御台場女学校に引き取られた後も、純と初、両名が一緒に居ることにより引き起こされる現象により、『姉』と慕っていた長沢雪に、見捨てられた、と思ってしまった事等の理由で、御台場女学校でも孤立を深めていってしまいます。

 そうした負の感情の蓄積の結果、レアスキル『ルナティックトランサー』を発現したのではないか、と考えられるわけです。

 上述した通り、このレアスキルは独りよがりなスキルですから、彼女が持つ「リリィとしての力がなければ切り捨てられるのだ」と言った考え方にも合致します。また、夢結の場合も、甲州撤退戦やその後の出来事により、孤立を選んだ人ですので、割と発現する環境は似ているとも言えます(ただ、夢結の場合は、すでに甲州撤退戦時に発言しているっぽいですが、彼女の家庭環境を見ていると、そんな感じがします;ソース元:

https://booth.pm/ja/items/3588686)。

 ただし、例外も存在します。同じルナティックトランサーで言うと、ヘルヴォルの佐々木藍などもいますが、彼女たちは強化リリィであり、無理やり覚醒されたものですので、例外とします。

 

 ですが、台北奪還を夢見る郭神琳が『テスタメント』を発現していることや(ラスバレの「朋友のブルーストライク」のイベスト)、一柳梨璃のレアスキルが『カリスマ(もしくはラプラス;これに関してはこちらの記事を参照してください)』であることなどを踏まえても、やはりレアスキルの発現に大きく「そのリリィが持つ想いの強さ」作用している可能性は高いと考えます。

 その力の強大さゆえ、時にはその力に振り回されてしまうこともありますが、人間と言うものは、大抵、自身の願いのために顧みず行動してしまうもんです。そういう意味でも、レアスキルと言うものは、それが綺麗で危険な「花」として開花したものではないか、と私は考えています。

 

 そんなわけで。またいつか。

 

……ゆゆゆいかな?