三流脚本家のアサルトリリィあれそれ

どこかの二次創作作家のアサルトリリィについて、たまに諸々書くだけのブログです

天野天葉と江川樟美

 久しぶりの更新です。

 

 先にお知らせですが、9/1にわいのアサルトリリィ二次創作の傑作集が出ます。

 久しぶりの無料電子同人誌となります。よろしくお願いします。

収録内容は↓

1.初めて「ありがとう」と言った日
2.曇天を切り裂く花となれ(Reload)
3.出来損ないのヒーロー
4.私のシルトは、本当に手のかかる子です
5.冬の終わりに
6.朋友よ、どうか、これからも
7.あたしがリリィであることを選んだ理由(Remind)
8.幸せな誕生日(Rehope)
9.永遠の約束
10.大切な贈り物
11.死神
12.変わってくのは、いつも風景
13.相棒
14.それでも歩き続ける君へ(Reunion
15.冀望
16.ありがとう
17.そういうあなたが好きだから

 夢結梨璃も、神雨も、天樟も鶴梅も、そして大切なあの人たちも、総収録した300ページ越えの、わいの半年の作品を振り返る総集編です。

 各話の前には、その話と関係のあるキャラの、書き下ろしの独白の他、好評だった『それでも歩き続ける君へ』は大幅な加筆を加えております。また、書き下ろし『ありがとう』も収録予定です。情報量が多い。お楽しみに。

 

+++

 

 さて、今回のテーマは『天野天葉』『江川樟美』という二人のリリィについてです。

 簡単に紹介すると、二人とも百合ヶ丘女学院のリリィで、二代目のアールヴヘイムのメンバーです。天葉の方はその隊長も務めています。

 出会いは、「とある事件」(考察記事をそのうち上げる(上げたい)ので、詳細は割愛します)を樟美が起こしてしまい、特別寮に入寮していた時に、同室になったところから始まります。

 天葉の方は、甲州撤退戦や、その後のいくつかの作戦の後、初代アールヴヘイムが解散してしまい、分かりやすく言えば、開店休業状態になってしまった為、百合ヶ丘から普通の高校に編入にするまでの間、特別寮に入ることになりました。

 ただし、樟美も天葉も、リリィとしては非常に優秀であり、樟美は圧倒的なレアスキル『ファンタズム』を持ち、天葉の方も強力な『ヘリオスフィア』を所持しています。

 それから、樟美と交流を深めていくうちに、段々「この子を助けたい」という思いを抱くようになり、百合ヶ丘に残ることになります。後に、樟美を取り巻いていた環境を変える手助けをし、二代目アールヴヘイムの結成へと繋がっていきます。

 

うん、好き。

 

 違う。そうじゃない。いやそうだけど。

 わいの作風として、結構アサルトリリィのシナリオとかなり近しい創作を、数年前やっていたこともあって、結果的に、まるで公式が書いているかのような(誇張表現)話を書くことが多いのがあって、自分の作品に寄せられないように書くのが大変でした。

 そう言ったわいが、改めてこの二人についての考えを書いていこうと思います。

 

+++

 

 先に、訂正をしておきたいんですが、わいの作品の『あたしがリリィであることを選んだ理由(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15119605)』の中で、天葉から樟美に、そばにいて欲しいって頼んでますが、公式見解は逆でした! なんてこったい!

 そもそも上記作品を執筆した段階で知らなかったので、これが出た時、開いた口が塞がりませんでした。いつか書き直します。でも、この公式解釈の方がわいは好きなので、ヨシッ!

 という話を交えつつ、わいが考える二人の関係性について書き並べていきます。あくまでわいの見解ですので、ご了承ください。

 

 わいが特別寮時代の話を書いていた時に、よく意識していたのは、天葉も樟美もお互いが0だった、ってことです。

 樟美は上記の紹介でも書いた通り、「とある事件」で孤独になってしまい、天葉は初代アールヴヘイムの解散がありました。そんな二人が、特別寮で出会い、引っ込み思案になってしまった樟美が、天葉との関係を少しずつ築いていく、その姿を大事に描いていました。

 そう言うのもあって、二人とも恩人同士なんですよね。樟美は樟美で、天葉は孤独だった頃の大きな居場所になっていましたし、天葉も樟美のお陰で、初代アールヴヘイム解散以降も、リリィを続ける意味を手にすることになったわけですから。

 それから高等部に上がり、二人とも二代目アールヴヘイムのメンバーとして、新潟等の苦戦地域を中心とした外征任務に当たっていきます。その中で、樟美と天葉の関係性は、より強固なものになっていったんじゃないかなと。まあそこらへんは皆思ってると思いますが。

 わいが思うに、樟美は、元々結構物を言おうと思えば、しっかり言える子だと思っています。「とある事件」があったから、引っ込み思案になってしまったわけですが、アニメ中でも、楓が梨璃を気に入っているのが気に食わない時に、「亜羅椰ちゃんがそれ言う?」って言ってたりする辺り、元々は指令役ではなくとも、アドバイスとかはしていたんじゃないかと思っています。そもそもレアスキルがレアスキルですし。

 

 そうした様々を経験していって、わいが自分のサイトで更新している『同棲天樟』の世界線になっていくわけです。

 知らない方に簡単に紹介をしておくと、『同棲天樟』は、天葉と樟美が百合ヶ丘を卒業した後の話で、同棲しているって言う設定の話です。

 そのぐらいになると、相変わらずちょっと引っ込み思案な所が残っている樟美ですが、Pixivに投稿している『夢(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15825075)』の「未来→過去」パートでは、結構天葉に物を言ったり出来るぐらいの、信頼関係があるんじゃないか、と思っています。現に、この話では、ちょくちょく天葉が樟美にタジタジになってたりしてます。

 恩人同士、というと、夢結と梨璃もそんなもんですが、あそこは『0を1に引き上げてもらった者同士』で、天葉と樟美は『一緒に積み上げて1にした』関係だと思います。だから、似ているようでそこが違うんですよね。わい的には、天葉と樟美みたいな関係性が好きです。だから、最近そらくすの話が多いのは、そういう所もあるからなんですが。もちろん、未だに夢結梨璃も好きですけどね。見たらグッズ買うくらいには。

 

 という事で、今回は天野天葉と江川樟美っていう、二人の関係性について書いてきました。またなんか加筆とかがあれば、また別記事でします。

 それではまた。